お知らせ

新型コロナワクチン接種にかかる徳島市医師会及び徳島市の考え方について

 昨今の新型コロナワクチン接種予約に関して誤解を招くような報道に対し、徳島市医師会及び徳島市として、公式にコメントさせていただきたいと思います。

 新型コロナウイルスワクチンの住民接種に関しましては、全く情報が得られていない頃から、徳島市医師会及び徳島市との間で何度も協議を重ねてまいりました。その中で、7万人を超える徳島市の高齢者に安全安心にワクチン接種を行うことの困難さは、当初から予想されておりました。

 ワクチンの確保や搬送方法、接種方法、さらには予約方法など、いずれも初めてのことであり、特にワクチンの取り扱いが難しく、苦労の連続でした。

 私たちの目的は、とにかくできるだけ早く住民の方々にワクチン接種を行い、新型コロナウイルス感染を一刻も早く収束の方向に向かわせることであります。

 徳島市は、ワクチン接種の予約方法として、全国的に利用されていた予約システムの構築を進めてまいりました。しかしながら、65歳以上の高齢者にとってインターネットで予約を行うことは非常に難しいと思われますし、予約電話もつながりにくい事態が発生することが予想されました。

 そこで、協議の中で、徳島市医師会員がかかりつけ医として、重症になりやすい持病や基礎疾患をお持ちの患者さんから個別に接種予約を受け付けることが確認されました。

 かかりつけ医が積極的に、一人でも多くの住民の方々に予約接種を取ってワクチン接種を実施することによって、結果的に徳島市の予約システムにアクセスする数が少しでも減り、より予約が取りやすい状況に向かうように取り組んでまいりました。

 徳島市としても、重症になりやすい持病や基礎疾患をお持ちの方はかかりつけ医に相談してくださいとの周知を図ってまいりましたが、医療機関が直接予約できることを広報すると医療機関に電話が殺到し、通常の診療に影響を及ぼすことが懸念されたため、市民の皆さまにお知らせすることが難しい面がありました。徳島市としては、そのことにより、市民の皆さまに混乱と不安を与えたことに対して、申し訳なく思っております。

 医師会員は、新型コロナウイルス感染の収束に向けて、とにかくワクチン接種に関しては、日常の診療業務に多少の支障が生じてでもやり遂げなければならないと考え、頑張ってくれています。報道機関におかれましては、是非、円滑なワクチン接種に向けた報道をよろしくお願いいたします。

 さらに、アスティとくしまでの大規模な集団接種が計画されています。徳島市医師会及び徳島市といたしましても、住民の皆様により正確な情報をお伝えしながら、より迅速なワクチン接種を行いたいと考えておりますので、ご協力くださるようよろしくお願いいたします。 

   令和3年5月26日

             -より早い新型コロナウイルスの収束を祈って-

              一般社団法人徳島市医師会 会長 宇都宮 正登

                         徳島市長 内藤 佐和子